演奏の極意、日々精進なり~卓上キーボード攻略その3.楽器のない場所での心得

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6月26日の音楽会の様子についてはPiafinity Musical Performanceにアップしています。

卓上キーボード持参形式の音楽会

訪問演奏のお仕事を始めてから、紹介元より、楽器がないご施設にも楽器持ち込みという条件付きで演奏の機会を広げていただく案件のご依頼が増えてきています。
かねてから、自分で弾きなれた楽器を使えるのは寧ろありがたいこと、と思っていたところで、このたび卓上キーボード持参形式の音楽会開催の機会を初めて頂戴しました。

ご施設との間での事前確認事項では、譜面台付なので譜面台のご用意なしでOK、キーボードを置ける机とコンセントが届かない位置であれば延長コードのご用意をお願い、とのやりとりで参りました。

これまでも、卓上キーボード使用の音楽会では机の高さが演奏するのにベストな位置にないのが自明でしたので、体を意識的に低くすることで重心を据えてアコースティックピアノを弾くときに近い音質の出し方になる体勢に持っていける、と自分なりの感覚を持っていました。
しかしながら、終えた後、直後ではなく夕方からの身体の疲労感が半端なく、横にならないとどうしようもないような脱力感で頭痛薬にも頼り、一晩寝てようやく何ともいえなかった疲労から回復できました。

思い返すと、最近あまり間を置かずにそれぞれ場所も使う楽器も異なるライブを4回連続で開催したことになり…無事終えた安堵感も相まって、だったのかもしれません。

今後の教訓、キーボードスタンドは必需品であった・・・

このたびの反省から、キーボード演奏の際にも、やはり自然体で適切な位置で鍵盤に手を置けるよう、その再現性を維持できるようにすることが最低限必要で、演奏をお届けする際の最低限のマナーだと思い知りました。今更ながら演奏の機会を頂戴したご施設関係の皆様には失礼いたしました。遅まきながらキーボードスタンドを購入してきます。

自前のキーボードだけでなく、色々なキーボードにも対応可能な汎用性が高いもののほうが良いかどうか、立ち姿勢と座り姿勢どちらが良いか、など実際に試したり相談したりしないとわかりません。
ただ、今の自分の能力では、歌の先導や弾き語りには立ち姿勢のほうが断然、発声しやすいのは確か。最近、思わぬことで発声の指導を仰ぐ機会を得た師にも相談していきたいと思っています。

まだまだ続きます、卓上キーボード攻略?