演奏の極意、日々精進なり~卓上キーボード攻略その2.まだまだ途上

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6月19日の音楽会の様子についてはPiafinity Musical Performanceにアップしています。

卓上キーボードの可能性を広げて

卓上キーボード攻略その1.は去る3月1日付けBlog『演奏の極意、日々精進なり~卓上キーボードで聴かせられる曲にするコツ』をご参照ください。

訪問演奏では、アコースティックピアノがなく、電子キーボードなら用意があるというご施設が大半です。そのため、卓上キーボードでも多種多様のクラシックやムードある曲も弾き方次第で聴けるものに仕上がるという発見をもっともっと自分の中で積み重ねて、キーボードの可能性をもっともっと広げてたくさんのレパートリーを以てお届けしたいと思っています。
聴いてくださる皆さまがよい意味で驚いて下さるので、まさに発見続きの自分の驚きと一緒で、しめた?と思う瞬間でもあります。

卓上キーボードの場合、ペダルがなく一音一音の音キレが良い分、ペダルの余韻を響かせていきたい曲や曲中のそうした部分では、前の音と次の音が重なるように弾くレガート奏法をさらに大げさに(コツは腰をグッと落として鍵盤を深く長めに押す感じに)すると、アコースティックピアノで感じてもらえる曲想に近づいていけます。

卓上キーボード演奏の当日の注意点

  • 鍵盤数の確認

昨日のご施設の卓上キーボードの鍵盤数は61鍵。自宅で練習に使っているのと同じ鍵盤数でした。これが49鍵であったり、電子音が出ないトラブルがあったり、と事前に想定される範囲での奏者にとっての❝リスク❞を回避するために、キーボード演奏の際には念のためキーボードを持参するようにしています。

  • 譜面台は必需品

若干早い現場入りで予めご施設のキーボードの弾き具合を練習できて、普段より万全の体制!と思っていたのが、思っていたゆえでもあったか…

ピアノの場合には体の軸が大きく歪むことがないように弾くことを意識しているのと異なり、卓上キーボードの場合には足踏みも伴って、体勢をより緩やかに動かす方が自分自身弾きやすいこともあり、それに加えての先述のレガートを意識した動きーと、これらの動きで普段見ている場所と違うところにある机上の譜面を更に目で追っていけなくなる場面に何度か遭遇…。

そもそも暗譜できていれば悩むこともないのですが(苦笑)

自宅で練習していたキーボードは譜面台付ですが、訪問先では必ずしも譜面台付ではないかもしれません。そのため、今後のためにもこちら☟を即買いしました(^^♪

  • 暑くなって困るような服装を避けること

以前キーボードでの音楽会は真冬でもあったのと、本ご施設内でも、人が集まってきて暑くなってきているので冷房かけてくださーい、とお声がけされていたのでしたがー

まだ立ち姿勢での演奏体勢を試行錯誤中でつかみきれていない自分の至らなさのせいでもあるのですが、座って弾くよりもエネルギーが必要で、弾いているうちに代謝が上がり(息は上がるほどではなくその手前で済んでます)、ノースリーブのワンピースに一枚はおっていたその一枚のために汗が滝のように流れまして・・・一曲弾く毎にタオルハンカチで拭き拭き?お詫びしながらもこれは人前でする仕事としては無様で恥ずかしいことでした。

まだまだ発展⁈途上です✊