演奏の極意、日々精進なり~弾き語りの副産物

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今月のピアノサロンイベントの様子についてはPiafinity Musical Performanceにアップしています。演奏プログラムはこちらです↓

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【当日プログラム(トーク時間含めて40分構成、*印については歌詞カードを用意)】

月毎に季節を感じる曲や誕生月である作曲家の楽曲で、静ー動ー静の流れを意識した構成にしています。
今月は、4月生まれの作曲家であるラフマニノフとプロコフィエフの楽曲を取り囲むように、春爛漫の季節をイメージした曲や平成最後の月を意識した曲をお届けします。

1.2つの野ばら・メドレー(ウェルナー/シューベルト 作曲、岩間稔 編)

2.花の歌(ランゲ 作曲)

3.パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏(ラフマニノフ 作曲、今井顕 編)

4.交響曲物語「ピーターと狼」(プロコフィエフ 作曲、岩間稔 編)

5.映画音楽メドレー
『ライオン・キング』より“愛を感じて”~『アラジン』より“ホール・ニューワールド”~
『いそしぎ』のテーマ~『マイ・フェア・レディ』より“踊り明かそう”~
『サウンド・オブ・ミュージック』より“エーデルワイス”

  6.上を向いて歩こう*(永六輔 作詞、中村八大 作曲)

  7.故郷*(高野辰之 作詞、岡野貞一 作曲)

  8.川の流れのように*(秋元康 作詞、見岳章 作曲)

  9.朧月夜(岡野貞一 作曲、上田真樹 編 ピアノソロバージョン)

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因みに、米国映画の中で戦時中のオーストリア人の心情を詠うエーデルワイスの歌詞は英語ですが
あらためて歌ってみると、一つ一つの言葉が持つ意味をよく表して、しかも自然と正しい発音ができる顎の動きになるような旋律が施されているように思えます。とてもシンプルな歌詞ですが韻の踏み方も妙を得ていて、ミュージカル映画というのは、ここまで細かい分析で通る声になるように計算されているのか、それとも制作者たちの勘どころで優れているのか、長いフレーズを避けて端的にまとめたセリフを音に乗せていくから自然とこうなるのか?・・・とても興味が湧いてきます。
そもそも音楽・映画制作の基本チェックポイントだとしたら全く知らなかったのでお恥ずかしいことですが。

育児サークルをしていた頃は、体に動きをつけながら歌う子ども向けの英語歌を聴かせてみたり、実際にやってみたり、と英語に自然と親しんでいける導入時期にふさわしいといわれる類のものを利用していました。
こうして名曲を見つけられるなら、歌いながら英語の音節構造を体得することに活用できるのではないかな、と今後の別の仕事のヒントにもなりました💛