2023/02/24
本日は、昨年5月以来4回目のご施設様と?お集まり下さった皆さま、施設関係の皆さま、どうもありがとうございました<(_ _)>
冒頭から2月生まれの音楽家作品でスタート?季節の歌も交えつつ、懐メロコーナーでも恒例の今月生まれリレーで進行??
そして心痛重く、ロシアのウクライナ侵攻から今日で1年経ってしまいました…。
侵攻1年の本日にあたり、プログラムデザイン背景には春の菜の花をあしらいつつ、ウクライナ国旗を想起させる色合いに、平和や希望を連想する歌を幾つか選んでいます。
（事前に送らせていただいた時には、施設様より「ご丁寧に素敵なプログラムをありがとうございます！」とコメント下さり、こちらこそです。歌詞カードの最下段にも小さくプログラムを入れた体裁にしていますが、本日カラー印刷して下さっていたことにも画面越しに気づきました<m(__)m>）
2月生まれの音楽家作品による独奏コーナーでは、この軍事侵攻による惨劇で頻繁に耳にすることになったウクライナのハルキウ出身のセルゲイ・ボルトキエヴィチ(Сергі́й Едуа́рдович Бортке́вич :Sergei Bortkiewicz)の作品から（頷いて下さる皆様にも謝意<m(__)m>）。
?第二次世界大戦後に衣食住もままならずに夫婦で生きるか死ぬかの状態が続いた様子が友人への当時の手紙から窺い知れるというボルトキエヴィチ。
マズルカ作曲に意識を向けていたことに、大戦下、大戦後の彼の様子は心境はどうだったのだろう、と興味が湧いて手掛かりになりそうな人物伝をあたってみて、web上からは上記のことまではわかりました。
ところで、そのマズルカは終戦前の1943年には初版があると気づき?
悲惨な時期を乗り越えて最初に世に出たのは、2曲以外行方しれずという前奏曲集作品66の方でしたゎ・・・。
発見されていないということが人間の心を掻き立てるのか、こちらのサイトで紹介されているボルトキエヴィチ研究第一人者の方々以外でも動画検索するとソナタの次には前奏曲が目立って出現する気がします。
前奏曲はBGM演奏の冒頭に演奏させていただけたら、と。
今日は歌の合間の一息、ひとやすみコーナーにふさわしい感じの幻想小曲集から6．セレナーデ(Fantasiestücke Op. 61: Serenade. Allegretto)をお届けしました?
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