響きの宴♪ピアノサロン演奏 2019/3/24 アライブ浜田山

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このたびの演奏会は、クラシックを基調に全曲聴かせる曲で、更にご入居者様からのリクエストで挙げられた5曲のうち1曲でも入れていただけないか、とのご要望にお応えして開催しました。リクエスト5曲のうち作曲者の重複がないよう考慮して4曲を取り込んでみました。

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【当日プログラム&トーク内容(トーク時間含めて35分構成、アンコール曲込みで40分構成)】

月毎に季節を感じる曲や誕生月である作曲家の楽曲で、静ー動ー静の流れを意識した構成にしています。今月は3月生まれの作曲家の楽曲を活躍した年代に沿って取り上げており春らしいプログラムです。また、皆様から事前にリクエストいただいた曲も各所に取り入れています。

  • 幕開けは、1685年3月にドイツで誕生したバッハの作品から。

  1.主よ、人の望みの喜びよ(バッハ 作曲、マイラ・ヘス 編)

  • 次は1732年に誕生した、古典派を代表するオーストリアの作曲家、ハイドンの作品から。

  2.交響曲第101番「時計」第2楽章(ハイドン 作曲、岩間稔 編)

  • 次はリクエスト曲で、ハイドンより20年ほど後に誕生したモーツァルトのトルコ行進曲です。調べたところでは、当時、ヨーロッパ各地でオスマン帝国への畏怖や好奇心といったものからオスマン朝の装飾品などが流行し、いわゆるトルコ趣味と呼ばれるブームがありました。そうしたブームは音楽の世界にも表れ、オスマン帝国の軍楽隊の音楽風に作曲されたのがトルコ行進曲です。よく知られているところではベートーベンもトルコ行進曲を作曲しています。

  3.ピアノソナタ第11番イ長調K.331 第3楽章「トルコ行進曲」(モーツァルト 作曲)

  • 次もリクエスト曲ですが、実はショパンは1810年3月に誕生したといわれ、ロマン派を代表するピアノの詩人と称されています。

  4.幻想即興曲(ショパン 作曲)

  • 次は1844年にロシアで生まれたリムスキー=コルサコフです。とても素敵な交響組曲を遺しています。タイトルのシェヘラザードとは千夜一夜物語、別名アラビアンナイトに登場する説話の語り手の女性の名前です。当初は第3楽章に「若き王子と王女」というタイトルはつけられていなかったといいますが、こうした情景が目に浮かぶようなメロディです。オーケストラの様々な楽器の音色を感じながらお届けしたいと思います。

  5.交響組曲「シェヘラザード」第3楽章「若き王子と王女」より

   (リムスキー=コルサコフ 作曲、石川芳 編)

  • 次はリクエスト曲ですが、これからの季節に相応しい曲を頂戴しました。ランゲは先ほどのコルサコフより先の1830年にドイツに生まれていますが、コルサコフのゆったりした曲で一旦落ち着かせてから、春に心が沸き立つような気持ちで元気になるような曲を後に置いてみました。

  6.花の歌(ランゲ 作曲)

  • リクエストいただいたドビュッシーは、1862年にフランスに生まれた作曲家です。当時の世相や彼自身の生き様から、生活苦への不安に日々苛まれていたのではないか、とつい感じてしまいます。リクエスト曲の夢はまさに経済的困窮からやむを得ず作曲した作品だといわれていますが、若い頃から晩年まで通じて、格調高い素晴らしい作品がたくさんあります。

  7.夢(ドビュッシー 作曲)

  • 最後は1875年3月にドビュッシーと同じくフランスに生まれたラヴェルの作品から。タイトルにあるボロディンとは、19世紀の作曲家で、ロシア五人組と呼ばれたうちの一人です。そのボロディンの作風を模した作品ということで、当時のパリでのロシアブームの中でつくられました。本日のサロン演奏の締めくくりに、パリのサロンで流れるこ洒落た雰囲気を醸し出しているように感じてしまうこの曲を持って参りました。

  8.ボロディン風に(ラヴェル 作曲)

  • アンコールにお応えして

  本日は全曲クラシックというご希望ですが最後に懐かしの映画音楽と共に2曲続けて演奏します。

  9.アヴェ・マリア(シューベルト 作曲)

  10.映画「哀愁」より アニー・ローリー

   (レディ・ジョン・スコット 作曲、ヨシ・マツヤマ 編)

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このたび、30人以上の方々にお集まりいただき、陽光が降り注ぐ解放感のある素敵なリビングルームで、丁寧に手入れされたお庭の花が色とりどりに咲いている様子を目にしながら演奏しました。皆さまと午後のひとときをご一緒させていただく機会を頂戴して、また、皆さまからの温かい拍手も頂戴して、この上なく幸せな気持ちです。本当にどうもありがとうございました。