演奏の極意、日々精進なり~サロンコンサートの上質なひととき

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12月8日の音楽会の様子についてはPiafinity Musical Performanceにアップしています。

土曜日の夜に、登録有形文化財 萩原家住宅のオーナーであるバイオリニストの萩原淑子先生のお誘いで「苦悩のモーツァルト トーク&コンサート」を拝聴させていただきました。

3人の音楽家による上質なクラシック音楽とザルツブルグでの本日のテーマにまつわるトークの時間。めまい?するほどの素晴らしい音色を浴び、蘊蓄を頂戴してまいりました(__)

現在は海外にお住まいの先生の一時帰国は毎年この季節。元々は、東欧のご出身である先生の旦那様、同じくバイオリニストであるエドアルド・オクーン先生に息子が幼い頃にバイオリンを習っていたご縁です。私はとにかくお二人の先生の奏でるそれぞれに美しい響きが昔から大好きです?

2週間ほど前には先生のハンガリー留学時代にお知り合いになったというピアニストの方が主催されたチャリティーコンサートに先生も共演されたので、こちらで先にお会いしていましたが—実に9年近く経ってからの再会でした。

本サロンコンサートは希少なオーストリアワイン3種飲み付コンサートとあって、これまた楽しみで!息子も先生が懐かしがっておられると知るや2つ返事で『行く!』となって学校が特別通学期間中だったこともあって校外演劇鑑賞会の後に合流しました。

【バイオリン・ピアノ教室でもあるリビングでの思い出】
震災のあった直後にその年の発表会の予定だったのが、ホールが使用できなくなったのでご自宅のこの萩原邸で発表会を開催下さいました。息子がピアノ伴奏をバックに子どもサイズのバイオリンで出演した思い出も。
【別室での最後のレッスンの思い出】
今は本邸の建築を手がけた遠藤新氏の紹介コーナーとなっている別室には、私たちが海外に行く前のかつての師であるオクーン先生(今回はご一緒でないので会えず)による最後のレッスンの思い出があります。
先生が❝レコード❞でオーケストラ楽曲を後ろで流しながら息子を大きな机を前に座らせて、大きな画用紙を置き鉛筆を持たせて、『この音楽に合わせて線を描いてごらん。』と。
最初は先生が息子の腕を持ちながら、クライマックスになっていく調子の時には大きく腕を動かして線を描く様子、わかるかな?という調子で。その後、私たちに向けて、たとえバイオリンそのものを今は触れなくなっても、こうして日常生活で音楽に触れて楽しむ楽しみ方学び方はたくさんある、というお話をして下さいました。
先生から離れて本場ヨーロッパでない海外の地で息子を他の先生に付かせるという選択肢については、当時の私の心は頑なで正直なところ論外!と思いながらもバイオリンを続けることへのこだわりを捨てきれずに暗中模索状態だったのですが、この時の出来事は吹っ切れた瞬間でもありました。
現在の息子はバイオリンもピアノも弾き手にはなっていないものの、音楽に触れる経験は私以上に小さい頃から豊かな環境にあり、自分からも求めていくところがあります。『記憶にあるようなないような…』と言いながらも彼なりにも感慨深い時間だったようです。

実は、ホームページを作ろうと思い立った時にイメージしたものがここ萩原邸でした・・・
萩原先生のこの教室の感じがいいな、と思い、久しぶりにアクセスしたら今はレンタルスペースとして開放くださっていることも知り♡即決して撮影に臨みまして。あれからだいぶ時間が経っていますが、今年中には改訂HP完成&動画掲載させていただきたいものです。

こうしてワインは私が2人分飲み?それでもまったく翌日に残らずワインも上質でございました。

色々ありがとうございました(#^.^#)是非また次の機会を楽しみにしております!